
東海大学湘南キャンパスを中心とした
スポーツによる学園地域振興モデル創出事業
本事業では、大学生、大学教員、自治体職員が協力し、大学キャンパス周辺地域の課題を解決できるような取組を展開しました。超少子高齢社会のなかで、生涯にわたって健康で共に支え合いながら暮らせるまちづくりを推進することは喫緊の課題です。私たちは、スポーツを通じて大学と地域社会とのつながりを醸成することが、大学キャンパスを中心とした学園地域を振興するためのひとつの方策であると考えました。 そこで本事業では、東海大学において例年開催されているイベントを軸にして、これまで単独で開催されてきたイベント等を有機的に融合させることで、地域での様々な課題解決に役立てることを実現しようとしています。 地域課題には以下の4つを取り上げました。 ① 子育て世代のスポーツ実施率が低いため環境づくりが必要 ② 特に高齢者の社会的孤立が危惧されている ③ 健康課題は 、高齢女性だけでなく、女性アスリートへの対応も急務 ④ 外国人市民の社会的孤立への対策が少ない これらの課題の解決に役立てることとして、スポーツを「する・みる・ささえる」を実現できる環境づくりと場の提供(課題①④)、高齢者の健康運動教室(課題②)、女性アスリートへの研修会(課題③)を実施し、その効果を検討しました。 本事業での取組は、大学と地域が連携しながら、より多くの人々がスポーツを通じてつながり、地域全体の活力向上に寄与することが期待されます。

実施体制
本事業は、東海大学スポーツ医科学研究所が中心となり、スポーツプロモーションセンターをはじめ、体育学部、健康学部、観光学部、語学教育センター、その他事務関係部署等と連携し、全学での取組として実施されました。 東海大学湘南キャンパスは神奈川県平塚市に所在し、秦野市と隣接しています。自治体との連携については、学生の多くが通学で利用する小田急電鉄の東海大学前駅が位置する秦野市と連携しました。秦野市とは昭和58年に連携協定を締結し、様々な連携事業を進めており、連携体制が整っていました。また、キャンパス周辺での取組を検討するため、神奈川県とも連携体制を構築しました。さらに、地域住民により直接的な接点として、秦野市内の自治会や、一部の神奈川県営団地との連携・協力体制も構築しました。これらのステークホルダーの協力・連携を得て、本事業は推進されました。


1.スポーツ実施のための環境づくり
スポーツ実施のための環境づくり スポーツを「する・みる・ささえる」を実現できる環境づくりと場の提供として、男子バスケットボール部ホームゲームとグローカルフェスタを活用しました。ホームゲームでは学生が主体となってゲームを運営し、来場者へ様々な体験を提供しました(ボッチャ、車いすバスケ、福祉車両の乗車体験)。グローカルフェスタでは地域住民とのスポーツを通じた交流と、今後の国際交流での展開を見据えて留学生による国際フェアとの連携を図りました。また、マルチスポーツ体験会とスポーツクリニックを実施し、運動を通じて大学スポーツと接する機会を提供しました(ラグビー、バスケットボール、アダプテッドクラス)。
2.ホームゲーム運営
本学の学生が主体となってホームゲームを運営しまた。様々な場面で地域の子供たちが登場する企画を実現し、ホームゲームを「みる」だけでなく「支える」楽しみを体験できる機会を提供しました。 2025年10月11日・12日の2日間で約5,400人に来場いただきました。


3.マルチスポーツ体験会と国際交流
同時開催した男子バスケットボールのホームゲームと地域開放イベントであるグローカルフェスタでは、地域住民に大学スポーツを中心に多種多様な体験を提供しました。 国際交流は、今後、スポーツと連携した取組へ発展させる予定です。
4.スポーツクリニックと体験会
学生が主体となり、ラグビーフットボールの体験会とバスケットボールのクリニックを実施しました。バスケットボールのクリニックでは、アダプテッドクラスも開講しました。大学スポーツは多様性へも貢献します。


5.高齢者の健康運動教室
同時開催した男子バスケットボールのホームゲームと地域開放イベントであるグローカルフェスタでは、地域住民に大学スポーツを中心に多種多様な体験を提供しました。 国際交流は、今後、スポーツと連携した取組へ発展させる予定です。
6.女性アスリートへの研修会
大学生女性アスリートを対象に、女性の諸問題に関する研究会を実施しました。外部講師もお招きし、キャリア形成や女性アスリートを取り巻く環境などのテーマで計3回開催しました。


COLLABORATION

























